会誌『ヒストリア』−2002〜04年分(181〜192号)

■192号 (2004年12月刊)
区分 著者 題名
研 究 吉江 崇 平安時代の儀礼運営と装束使
小原嘉記 平安後期官使派遣の特質
池浦泰憲 南北朝内乱期の祈祷寺−妙顕寺の事例から−
馬部隆弘 戦国期毛利氏の領国支配における「検使」の役割
長妻三佐雄 三宅雪嶺の中国認識−辛亥革命観と「日支親善」論を中心に−
書 評 山川 均 篠山市教育委員会編『八上城・法光寺城跡調査報告書』
報 告 成田雅史 シンポジウム 地域資料の保存と活用を考える・第二回準備研究会「大阪府・大阪市における公文書の保存・活用−その現状と課題−」に参加して

■191号 (2004年9月刊)
区分 著者 題名
研 究 河内将芳 室町期祇園会に関する一考察
古川聡子 近世奈良町における都市政策の展開
伊藤昭弘 近世における製塩業者の経営構造−周防国佐波郡三田尻浜の有富家を事例として−
吉村智博 沼田嘉一郎小論−救民論と方面委員とのかかわりで
研究ノート 中野渡俊治 八世紀太上天皇の存在意義
書 評 鎌田和栄 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会編『日本のアーカイブズ論』
山田邦和 東アジア恠異学会編『怪異学の技法』
小路田泰直 藤田弘夫『都市と文明の比較社会学 環境・リスク・公共』
新刊紹介 荒武賢一朗 淀藩古文書研究会編『淀藩町奉行日記』
小山仁示 有坂隆道先生を偲んで
2003年度大会・総会の記録

■190号 (2004年6月刊)
区分 著者 題名
研 究 石田浩子 醍醐寺地蔵院親玄の関東下向−鎌倉幕府勤仕僧をめぐる一考察−
人見佐知子 欧化主義の「男女交際」論の射程−『神戸又新日報』を題材に−
研究ノート 中田興吉 立后要請と王権
綱島 謙 律令制下の通信スピードとその変遷−移動形態に関連して−
書 評 岩城卓二 福島雅蔵著『近世畿内政治支配の諸相』
山崎善弘 大石学著『近世国家の権力構造−政治・支配・行政−』
報 告 中村直人 丹波八上城・法光寺城遺跡群保存問題について
村田路人/鎗山善理子/鎌谷かおる シンポジウム 地域資料の保存と活用を考える
小杉真之 2003年度「第19回歴史学入門講座」の記録
古代個人報告 河野通明 民具の犂調査にもとづく大化改新政府の長床犂導入政策の復原
書 評 渡邊忠司 乾宏巳著『近世大坂の家・町・住民』
布川 弘 黒川みどり著『地域史のなかの部落問題−近代三重の場合−』
報 告 宇治田和生 平成15年度 陵墓保全整備工事について

■189号 (2004年4月刊)
区分 著者 題名
研 究 森 公章 日渤関係における年期制の成立とその意義
佐藤健太郎 平安前期の左右馬寮に関する一考察
樋口健太郎 平安末期における摂関家の「家」と平氏−白川殿盛子による「家」の伝領をめぐって−
須田牧子 中世後期における赤間関の機能と大内氏
研究ノート 白井克浩 承久の乱再考−北条義時追討宣旨をめぐって−
松本和也 一五六九年六月一日付ルイス・フロイス書翰の日本語表記について
書 評 田村正孝 桑田和明著『中世筑前国宗像氏と宗像社』
報 告 大阪歴史学会
企画委員会
楠・荒田町遺跡の保存に関する要望書の提出について

■188号 (2004年1月刊) 特集 2003年度大会特集号
区分 著者 題名
考古部会報告 藤本史子 中世都市伊丹の考古学研究
中世部会報告 田中慶治 戦国期大和国宇智郡惣郡一揆について
大田壮一郎 室町殿の宗教構想と武家祈祷
近世部会報告 森本幾子 幕末期阿波国における地域市場の構造−撫養山西家の経営分析を中心に−
岩城卓二 幕末期の畿内・近国社会−摂津国一橋領における御用人足・歩兵徴発をめぐって−
近代部会報告 古川隆久 昭和戦時期研究から日本近現代史を見直す
小路田泰直 古川報告に付いて、雑感
松村寛之 古川隆久氏の昭和戦時期研究に関して
古代個人報告 河野通明 民具の犂調査にもとづく大化改新政府の長床犂導入政策の復原
書 評 渡邊忠司 乾宏巳著『近世大坂の家・町・住民』
布川 弘 黒川みどり著『地域史のなかの部落問題−近代三重の場合−』
報 告 宇治田和生 平成十五年度 陵墓保全整備工事について

■187号 (2003年11月刊)
区分 著者 題名
研 究 市沢 哲 鎌倉後期の河内国金剛寺−仏智房阿闍梨清弘の登場と退場−
木下光生 近世堺の四ヶ所墓所と三昧聖
瀬島宏計 近世中期の津山藩銀札−享保から宝暦期を中心に−
研究ノート 有富純也 神祇官の特質−地方神社行政からの検討−
史料紹介 小倉英樹 近木荘代官排斥運動の関係史料
書 評 古野 貢 川岡勉著『室町幕府と守護権力』
新刊紹介 田中大介 直木孝次郎・鈴木重治編『世界遺産平城宮跡を考える』〜考古学・歴史学・地質学・環境論・交通論から〜

■186号 (2003年9月刊) 特集 中世・近世の寺内町を考える−久宝寺・八尾寺内町を中心として−
区分 著者 題名
特 集 大阪歴史学会
企画委員会
特集にあたって
鎌谷かおる 「中世・近世の寺内町を考える−久宝寺・八尾寺内町を中心として−」報告
小谷利明 久宝寺・八尾地域における都市形成
岡田清一 久宝寺・八尾寺内町の発掘調査成果
仁木 宏 戦国期摂河泉都市のオリジナリティ−多核都市の「克服」と流通ネットワーク−
研 究 藤森健太郎 登壇と譲位詔−八世紀における「狭義の即位」の推移について
羽田真也 播州姫路藩の大庄屋制と支役庄屋
横山篤夫 真田山陸軍墓地納骨堂建設をめぐって
報 告 大阪歴史学会
企画委員会
2002年度陵墓公開報告
2003年度大会・総会の記録

■185号 (2003年6月刊)
区分 著者 題名
研 究 尾下成敏 織田信長書札礼の研究
谷口 央 徳川五ヵ国総検地と分付記載
常松隆嗣 篠山藩における国益策の展開−豪農の献策を中心に−
報 告 岩宮隆司 京都府向日市の宝菩提院廃寺湯屋遺構について
2003年度大会報告要旨 考古・部会報告(藤本史子)
古代・個人報告(河野通明・松下正和)
中世・部会報告(田中慶治・大田壮一郎)
近世・部会報告(森本幾子・岩城卓二)
近代・部会報告(古川隆久)

■184号 (2003年4月刊)
区分 著者 題名
研 究 渡邊 誠 承和・貞観期の貿易政策と大宰府
熊谷隆之 播磨国守護領の形成過程
吉田賢司 中期室町幕府の軍勢催促
関口哲矢 終戦処理過程における各省間議論の展開−復員引揚げ問題を事例として−

■183号 (2003年1月刊)−2002年度大会特集号
区分 著者 題名
考古部会報告 尼子奈美枝 古墳時代後期における中央周縁関係に関する予察
江浦 洋 陸軍第四師団兵器部大手前倉庫跡出土の認識票−死者の認識票と英連邦戦没者墓地−
古代部会報告 小坂慶介 弾正台の役割についての再検討−京内を中心に−
市川理恵 日本古代における「都市民」の成立−坊令・保刀禰を中心に−
中世部会報告 前田 徹 郡郷司再考
森由紀恵 中世の神仏と国土観
近世部会報告 森下 徹 蔵屋敷と仲仕仲間
屋久健二 近世大坂の酒仲次仲間と酒造仲間
近代部会報告 源川真希 天皇機関説後の立憲主義−黒田覚の国防国家論−
近代個人報告 守田倖子 主体性の表現−地域婦人団体の動態観察−
報 告 松永和浩 二〇〇二年度「第十八回歴史学入門講座」の記録

■182号 (2002年11月刊)−特集 大阪歴史博物館を考える
区分 著者 題名
特 集 岩城卓二 新大阪市立博物館・考古資料センターを考える実行委員会の活動
安村俊史 大阪歴史博物館の古代展示をめぐって
加藤宏文 大阪の中世・近世をどのように展示するか−大阪歴史博物館の展示から−
北泊謙太郎 近現代の地域社会を展示するとはどういうことか−大阪歴史博物館の展示に即して−
史料紹介 小貫 充 児童生徒や市民が学ぶ場としての大阪歴史博物館について
書 評 塚田 孝 大阪歴史博物館と都市史研究の課題
研 究 坂本亮太 惣墓からみる中世村落−「惣」と惣墓との関連を中心に−
野村 玄 寛文期の「叡慮」と江戸幕府
研究ノート 岡田謙一 細川高国派の和泉守護について
書 評 寺田匡宏 日本近世史のポストモダン−藪田貫編『近世の畿内と西国』を読む−
住友陽文 源川真希著『近現代日本の地域政治構造−大正デモクラシーの崩壊と普選体制の確立−』
動 向 達脇明子 公害・環境問題資料の保存・活用をめざして
報 告 大阪歴史学会
企画委員会
歴史資料ネットワークの新たな活動について

■181号 (2002年9月刊)
区分 著者 題名
研 究 頴原善徳 国際法と国内法の関係をめぐる美濃部・立論争−韓国併合と領土権・主権論争−
鎌谷かおる 近世琵琶湖における堅田の漁業権
2001年度現地見学検討会「港湾からみた近代大阪」
古川武志 2001年度見学検討会を終えて
堀田暁生 大正区の近代
西口 忠 大阪の華僑と「川口華商」
報 告 宇治田和生 平成十四年度陵墓保全整備工事について
大阪歴史学会
企画委員会
旧真田山陸軍墓地保存に関する要望書の提出について
日根荘入山田村(泉佐野市大木地区)の圃場整備計画に関する再要望書
有事関連法案反対声明
2002年度大会・総会報告